立体

最近よく作っている立体の作り方をご紹介します。
まだまだ模索中なのですが、とりあえず。

2003年にギャラリートモスでの個展で展示した作品で紹介しています。

針金と麻ひもを使ってだいたいの形をつくります。
立体は形を作るまで行程がたくさんあるので、一度に大小とりまぜて、
20体程を同時に作ります。


麻ひもで、麻の繊維を針金の周りにもりもり巻き付けます。
できあがる大きさより一回り小さい感じに。

粘土をこすりつけながら、なじませていきます。
(一度にはつかないので、粘土を乾かしながら何回か分けて、盛りつけます。)
使用している粘土は{石の粉粘土}という粘土で、粉で市販されているものです。
水を混ぜて使用します。この粘土は収縮が少ないのと、削りやすいので使用していますが、あまり売れないらしく現在は店頭から消えてしまいました。。。。どうしましょう。。
姉妹品に{木の粉粘土}がハンズ
で売っています。

だんだん形ができてきました。
乾かしながら盛りつけて、、、ということを4〜5回繰り返します。
棒ヤスリで形を整えながら。

モリモリと、だんだん太ってきました。
左のビニール袋に入っている粉は、ヤスリで削った削りかすです。
もったいないですが、盛りつけたものの半分は削ってしまいます。

削った粉も 水に混ぜたらもう一度使えたらいいのですが、
そうもうまくいきません

ヤスリで仕上げて形のできあがり。
あまりはっきりした形にはしていません。(あとで色を付けるため。)
粘土のままではバキバキ折れてしまうので、
(ヤスリがけですでに折れている所もあるのです。)
和紙を張り込んで丈夫にします。

張り込みに使用する和紙。版画で使用した、楮の和紙の端切れです。
手前のバットにはのりを染みこませたもの。向こう側のバットには
のりが入っています。
ヤマトのりと木工用ボンドを混ぜたものを水でといたものを使用しています。
昔ながらの方法。

乾かしながら、5〜6層張り込みます。耳など細い部分や関節の所は
10枚くらい張り込んでいます。
これで落としたくらいでは、びくともしないほど強くなります。

下地にジェッソを塗ります。2回ぐらい塗り重ねた後、
紙ヤスリで表面を平らにします。
貼り重ねた和紙の固まりなどが色を塗るときに邪魔になるためです。
あまりスベスベにしてもおもしろくないので、程々にヤスリます。

色を塗ります。
使用する絵の具はアクリル絵の具。
色を塗るのが一番楽しい作業です。

塗り塗り。
 

できたらニスを塗ります。2回ぐらい塗り重ねます。
そして完成。